
風呂敷の一番基本の結び方といったら、お菓子などをもっていく時の包み方。
これは、「お使い包み」というそうです。
品物をふろしきの真ん中においたら、上下をくるっとくるんで、箱の上で結ぶだけ。
一番簡単で、でもふろしきに包んで、お土産が出てきたらちょっと高級感がある
ような・・・ そんな感じがしませんか。
かわいい色やかわいい柄のふろしきで、お友達のおうちにお呼ばれした時の おも
たせを包んだら、話題も広がるし、思いのほか、盛り上がることもあるかもしれ
ません。
普段は紙袋でもっていくお土産だって、時にはそんな風にして届けるのもいい。
それが新しいふろしきの使い方でもあると思います。
お使い包みのような簡単な包み方だけではなく、折り紙の発想で花のような形に
してより美しく魅せたりビンを2本包んで兎の耳のように可愛らしく仕上げたり
など包むということそのものを楽しめるようなアイデアもたくさん出ており、
それがサッとできるようになれば周りにも一目置かれること間違いなしです。
日本のステキな文化だから。やっぱりどこかに残しておきたい。
使っていたい。そう思います。
しかもさっと人前でも簡単に包めたらかっこいいですよね。さらっと荷物が増え
たときに、エコバッグ代わりに持っていて、それで包んで帰るなんてとっても素
敵です。
いろんな包み方があるけれど、どんなものでも使える何通りかだけでも覚えてお
くと実際にすごく便利です。結構みんなに感心されますよ。
紙包みの礼法が娯楽へ|紙文化のなかで育まれた折り紙
折り紙というのは現在にいたっては定着がされているもので、小学校などの学校
教育においても図画工作などの授業の時間にも使用がされているもので、趣味と
して使用をすることや金色や銀色などのきれいな種類のものなどもあります。

折り紙を折っていくということであらゆる種類の作品などもつくるということができることからもあらゆる方にとっては馴染みの深いものであるということになります。
折り紙の歴史は古いもので7世紀初めに日本において紙の製法が大陸から伝えら
れたということがいちばん最初の折り紙の起源ということです。
室町時代の中世の時代には紙包みの礼法が考えられるようになりました。このよ
うなことが現在の折り紙として発展されるようになりました。
折り紙の紙にも歴史があるもので、610年に紙が伝えられたことで現在のよう
に普及がされるようになりました。
正倉院というお寺には古く使用されていた紙や紙についての記録も残っているも
のですが、このように折り紙には紙の歴史もあるということから非常に古い時代
に起源があるということになるものです。
現在ではあらゆる世代の方にとって慣れ親しんできたもののひとつであり、あら
ゆる折り方によって楽しみかたも広げることができるというものに発展してきた
ことになります。